WEBライター養成講座では、クラウドソーシングサービスを使って収益を作っていきます。
クラウドソーシングとは、企業がインターネット上で不特定多数のフリーランスに仕事を外注するビジネスモデルです。
会社側からすると、自社で雇用するリスクと時間をかけずに事業が行えるためメリットが大きく、2015年頃から流行り出したモデルとなっています。
一方で、フリーランス側にとっても、雇用されずに働けるため、副業としてもはじめやすく人気となっています。
クラウドソーシングサービスには、WEBライティング案件以外にも、WEBサイト制作から事務作業、資料作成など幅広い仕事が存在するのも特徴です。
WEBライターとしてメインで活動するものの、他にも得意な案件があれば挑戦してみるといいでしょう。
クラウドソーシングを提供している会社
クラウドソーシングサービスは「Lancers(ランサーズ)」「CrowdWorks(クラウドワークス)」「coconala(ココナラ)」「shufti(シュフティ)」「CROWD」「Bizseek」など100近いサービスがあります。
WEBライター養成講座では「Lancers(ランサーズ)」を中心に解説をしていきますが、他のサービスもほとんど同じように進められるます。
WEBライター養成講座で登録を推奨するのは次のサービスです。
- Lancers(ランサーズ)
- CrowdWorks(クラウドワークス)
- shufti(シュフティ)※女性の場合
他のクラウドソーシングに登録するのもありですが、沢山登録するのは大変で管理もしきれないので、まずは主要どころに登録しましょう。
ランサーズの基本情報
ランサーズは、ク案件数は約210万件にも及び、国内屈指のクラウドソーシングサイトとして知られています。
フリーランスを始めとして、主婦や会社員、退職をしたお年寄りの方など、幅広い年代の方がランサーズを利用しています。
ランサーズで受注できる仕事の種類は多岐にわたります。ライティングや映像編集、アプリ開発、意外なものだと翻訳や営業、マーケティングの仕事まで存在します。
クラウドワークスとランサーズの概要を見比べた限りでは、2つの間に大きな差異はないように見受けられます。
クラウドワークスの基本情報
クラウドワークスは、クラウドソーシングサービスを提供している企業で、登録ユーザー数と仕事発注数は約300万件にも及び、クラウドソーシングサイトとしては国内最大手を誇っています。
クラウドワークスは、その他のクラウドソーシングサイトと同様に、仕事の受注から納品まで、すべてWeb上で行うことができます。
時間や場所を制約されることなく仕事ができるため、フリーランスの方はもちろんのこと、本業と両立して副業をする会社員や子育て中の女性、スキマ時間を利用したい学生など、さまざまな目的を持った人々がクラウドワークスを利用しています。
また受注できる仕事のジャンルは、200種類あり、Webライティング以外の仕事もあります。
未経験者でもすぐに取り組むことができる、データ入力やWebライティングから、スマートフォンアプリの開発やWebデザイン、画像編集など、専門的知識が必要な案件まで幅広いジャンルの仕事があります。
クラウドワークスとランサーズの比較
クラウドワークスとランサーズを案件数、案件の質、手数料、報酬の支払い方法を比較します。
案件数
まず、クラウドワークスとランサーズの総案件数を比較します。
サービス名 | クラウドワークス | ランサーズ |
---|---|---|
案件数 | 300万件 | 210万件 |
案件数はクラウドワークスのほうが90万件も多いことがわかりますね。
ちなみに、「ライティング」の案件を比較してみると以下の数字です。
サービス名 | クラウドワークス | ランサーズ |
---|---|---|
ライティングの案件数 | 12万件 | 11万件 |
クラウドワークスのほうが1万件、案件数が多いことがわかります。
案件数が多いほど、選択肢が増えるため、より早く案件を受注できる可能性が高まります。
案件数の多さだけでいうと、初心者にはクラウドワークスのほうが向いているといえます。
案件の質
案件の質はクラウドワークスとランサーズの間に、大きな差があります。
クラウドワークスには初心者でも取り組みやすい、データ入力やアンケート、ライティングなどの仕事が豊富です。それに対して、ランサーズはプログラミングやデザインのような、専門的な知識を必要とする仕事が豊富な傾向があります。
サービス名 | クラウドワークス | ランサーズ |
---|---|---|
豊富な仕事のジャンル | データ入力・ライティング(初心者でも取り組みやすい) | プログラミング・デザイン(専門的な知識が必要) |
また、ライティングの案件を見比べたところ、クラウドワークスは映画の感想や商品のレビューのような、ライティング未経験者でも手軽に取り組める案件が多数あります。
それに対して、ランサーズはライティングスキルが中難度~高難度の方向けの案件が多数見受けられました。
さらに、ランサーズではYahooやKDDIのような大企業の案件も多数紹介されているため、ライティングスキルに自信があり、本格的にライターとして活躍したい方に人気がある環境といえます。
手数料
手数料に関しては、クラウドワークスとランサーズの間に差異はありませんでした。どちらも、受注する金額によって手数料が異なります。表で手数料を確認しましょう。
受注金額 | 20万円以上 | 10~20万円以上 | 10万円以下 |
---|---|---|---|
手数料 | 受注金額×5% | 受注金額×10% | 受注金額×20% |
報酬の支払い方法
報酬の支払い方法に関しては、クラウドワークスとランサーズの間に差異は無く、どちらも仮払いシステムを導入しています。
仮払いシステムとは、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサービス側が、事前にクライアントから報酬を預かり、仕事の完了とともに仕事の受注者に報酬が支払われるシステムのことです。
仮払いシステムを利用することで、「仕事を完了したにもかかわらず、クライアントから報酬を支払ってもらえない!」という最悪の状況になることを防ぎます。