ライティング案件は、クライアントによって良し悪しがかなりわかれます。
ここでは、案件を選ぶポイントについて解説していきます。
WEBライティング案件を選ぶポイント
WEBライティング案件を選ぶポイントは、3つあります。
- Webライター案件は学びのあるものを選ぶ
- Webライター案件はマニュアルが用意されているものを選ぶ
- Webライター案件は一つの単価ではなく継続性があるかどうかで選ぶ
それぞれについて、解説していきます。
Webライター案件は学びのあるものを選ぶ
仕事を受注するとき、もちろん単価は重要。キレイゴトだけではご飯は食べられませんし、家賃を払うこともできませんよね。
そして運営者は単価と同じくらい「その案件から学びがあるか」という点を重視しています。「成果物を渡す→お金をもらう」よりも「成果物を作りながら学ぶ→成果物を渡す→お金をもらう」の方がお得だからです。
SEOの知識がないと案件に応募できない…は事実と言えば事実ですが、案件をもらいながらその仕事でSEOの知識を学んでしまうのもアリだと思います。
実際に運営者は、iPhoneはソフトバンクでしか買えないと信じ込んでいたほどのガジェット音痴でしたが、IT関係のメディアで案件をもらい、最終的にWiMAXとモバイル通信の違いを解説したり、パソコンのCPUを比較検証し解説できるようになりました。
どんなことでも良いので「案件をこなす+学び」のある仕事を選ぶと、塵も積もってWebライターとしてもスキルになっていくと思います。
Webライター案件はマニュアルが用意されているものを選ぶ
特にWebライターを始めたばかりの頃は、マニュアルがあると安心しました。マニュアルがあるということは、マニュアル通りにやれば良いということだからです。
仕事の仕方のマニュアルだけでなく、文章の書き方についてのマニュアルをいただけることも多く、仕事も勉強もできて一石二鳥でした。
さらにWebライターからWebディレクターになり自分がマニュアルを作る立場になっても、かつてもらったマニュアルで得た知識が役に立っています。
Webライター案件は一つの単価ではなく継続性があるかどうかで選ぶ
Webライターの案件は、単価だけでなく継続性があるかどうかで選ぶことが大切です。
例えば下記の2つの案件があったとします。
- 【1文字5円で5,000文字】1本25,000円で発注1本→報酬25,000円
- 【1文字1円で5,000文字】1本5,000円で発注50本→報酬250,000円
ちょっと極端な例ですが、1文字1円でも50本発注してくれる仕事の方が最終的に稼げるお金は大きくなります。もちろん1文字5円の案件を50本発注してもらえるのが一番良いですが、まあ、なかなか難しいですよね。
また、1文字1円でも続けていれば1文字2円になるかもしれませんし、新しい仕事を紹介してもらえる機会もあるかもしれません。
ただし、低い文字単価のままダラダラ続けてしまうのは、スキルアップになりませんので注意が必要です。
ブラック案件に注意
クラウドソーシングの案件の中には、時給数円ほどにしかならないブラック案件も存在します。
案件概要を見る限りでは1文字1円のような案件でも、隠れブラック案件の可能性があるので注意が必要です。
隠れブラック案件の特徴は、「ルールが煩雑で異常に多い」「修正依頼が制限なく行われる」などがあります。
WEBライティングは、基本的に「1記事〇〇円」か「1文字〇〇円」といった値段設定です。そのためライティングにしか料金設定がされていません。
そのため、マニュアルを読む時間や、記事を書くための調べものをする時間は料金に反映されないのです。
また、何度も修正依頼をされると、そのぶん修正の時間がとられ、報酬が割安になります。
例えば2,000文字4,000円の仕事は「1文字2円」の高単価案件ですが、
- マニュアルを読むのに3時間
- 2,000文字執筆&確認3時間
- 修正対応2時間
というように8時間かけてやったら、時給500円です。さらにもう一度修正依頼がきたら、時給はさらに444円…400円…と下がっていきます。
そういったライターを大切にしないクライアントも中にはいるので、そんな案件にあたってしまったら、早目に契約解除をして次のクライアントを見つけましょう。